FC2ブログ
08 | 2019/09 | 10
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 - - - - -
さっくり自己紹介

cozy cozy

Author:cozy cozy
長野県は松本市に在住しつつ日々楽しいことを物色中

おしながき

新しめの記事

検索はこちらから

こちらもオススメ♪

お便りください

名前:
メール:
件名:
本文:

つぶやっきーもしてます

「ドンファン」

2016.02.20 16:49|「た」行
BLOG ACCE 01

DON JUAN DEMARCO
↑画像をクリックすると大きいサイズの画像ページが開きます

本日のお題、お若いころのジョニー・デップさん主演の「ドンファン」
の、自作DVDラベルでございます

まずは、しょっぱなからパクリの告白ですが
今回のラベルのデザインはこちらの映画
今記事作成中の2016年2月現在でかなりの新作
「キャロル」のポスターを思いっきり参考にしてます

CAROL POSTER
↑とはいえ出来あがってみるとちっとも似てないですね

元ネタがあまりに寒色すぎるので(だいたい雪が舞ってますもの)
いくらかは温かい色合いに変更して作品内容に合わせてますが
だいたいの雰囲気(ソフトな風合いとか)をイタダキました

忠実にマネしきれない部分が、なんとなくイイ感じに間違って
勘違い的にイイ出来になったかなーと、絶賛自画自賛中であります

DON JUAN DVD OLD


↑そして私物の古いDVD(ジャケが素敵)と日本版予告編です

取り上げた作品の内容説明をめんどくさがって
1ミリもやらない事に鉄の意思を持って取り組む当ブログですが(ものぐさ)
タイトルを検索せずにこちらに辿りついた方の中には
ジョニー・デップさんの「ドンファン」について
どんな映画か少しも知らない方もそこそこな数はいらっしゃるのではないかと
(タイトルを検索してのご来訪の方はいくらかご存じですよね)

と、いうコトで
ご存じでない方はまず上の予告編をご覧いただいたうえで
それで満足なさらない方は、さらに <こちら> のリンク先をお読みください
両方合わせると、なんとなく観たような気になれます(あくまで「気」ですが)

さらに「ものぐさ上級者」の「動画、解説文、どっちもめんどくさくてイヤ」
という方におかれましては、えーと、なんとなくの基礎知識
「昔のスペインに <ドンファン> さんという超プレイボーイ(死語?)な貴族がいて
なんと現代にその名を名乗る者が現れた、で、すったもんだします」
これだけ押さえておいてもらえれば、これからのお話もたぶん大丈夫です


DON JUAN Blu Ray
↑ちなみに私物ブルーレイ(ジャケがイマイチ)


以下「続きを読む」から
やたらと長いよもやま話などをダラダラと綴っております
おヒマとご興味がおありの方は、ぜひともお立ち寄りくださいませ

ここら辺でお帰りの方には、こちらにひとつ注意事項
掲載画像の著作権・肖像権等はDVD製作・販売元に帰属しますので
お持ち帰りの際はくれぐれも個人使用のみでご利用くださいませ
なお、再配布&営利目的の使用はくれぐれもなさらないようにお願いします

BLOG ACCE 02

さて、前置きが済んだ(つもりになった)ところで
本筋に絡めたお話をズチャズチャと始めますが
しないと言い切った本編説明もいくらかまじえます


映画のしょっぱなから
マスクつけて、マント羽織って、腰から剣をぶらさげて
どーにも日常生活に溶け込まない格好のまま道を行くドンファンさん
あからさまに不審者感が満載の男に、だけどオープンカフェの女性たちからは拍手喝采
あと、それ、たぶんすでにおなじみの光景なんでしょーね
カフェのウエイターさんたちも仕事の手を休めて拍手してます

そしてこちらもおなじみであるのか
老ドアマンと挨拶を交わしつつ、おもむろに高級そうなホテルに入店
コスプレパーティーの帰り、もしくはこれから参加、としか見えないから?
いわゆるゴキゲンなパーリーピーポー(Party People)?
エラそーにふんぞりかえっているおじさん一族は見向きもしませんが

中に入ったドンファンさん、そのままぐるりと店内を見渡し
誰かと待ち合わせなのか、一人つまらなそうにしてるご婦人に目を止め
向かい合ってイスに座ると、あたかもエロ小説のような
良く言えば官能的な言葉で口説いて、そのまま「うっふん♪」な情事に突入

そんな場所でそんなコトしてたのかと考えたら
それはそれでどうなんだ、と思わずマユをひそめてしまいますが(ご想像にお任せします)
それでも当のお相手のご婦人はものすごく満足げなお顔をしてます
待ち合わせ時間に遅れてきたご亭主と思しき男性には非常につれない態度
いろいろ不満もあるのでしょーね、お察ししますがそれはそれ

で、それはさておきドンファンさん
「愛の貴公子の喜びとは、その腕の中で彼女が花開くのを見ることだ」
そんなえらくストレートに性的な含みを持った言葉を残して立ち去りますが
続いて出た言葉がこちら「では、死ぬとしよう」



ドンファンさんとゆーと「ザ・プレイボーイ」の代名詞みたいなんですが
劇中でドンファンを名乗るこの青年も負けず劣らずのプレイボーイっぷり
若干21歳にして関係を持った女性の数はなんと1502人(細かいな)なのだそうです

そんな当店(どこ?)指名ナンバー1ホスト以上にモテる男の名をもつ映画ですから
中身もずいぶんとおさかんなことになっておりまして
そこんとこの証左などを上の予告編からいくつか抜粋します

DON JUAN Trailer 01
↑ジョニー・D(笑)、どことなくチャック・ベリー的

DON JUAN Trailer 02
↑バレンタインとかクリスマス向けですかね

DON JUAN Trailer 03
↑うほっ、イイ映画

おさかんです、こんな感じにおさかんです(どんなだ)


話は映画本編のほうに戻りますが
そもそもの事の始まりはドンファンさん、なんと自殺しようとしてました
よりにもよってニューヨークのど真ん中で
なんというハタ迷惑っぷりでしょう

1000人以上のあまりに多くの愛の経歴を持つこのお方
いわく「生涯にただひとつの真の愛に出会った、だけど破れた、だから死ぬ」
ハデなコスチュームに身を包む方にふさわしく、死にたくなる理由もまたハデであります

で、そんなこだわりのコスチュームに身を包む男ですから
死ぬための方法にも独自のこだわりがありまして
「オレ貴族だからさー、自殺って不名誉なワケよ、分かる?
決闘で死にたいから、ちょっと呼んでくんない?、強い貴族」
こんな失礼なワカモノ言葉ではないですが大体こんな内容のことを言って
ビルのてっぺんに登って警察沙汰に発展します

こりゃ警察の仕事じゃねーよ、と
そこに呼ばれたのが精神科医のミックラーさん
かつてはなかなかに熱心なお医者さんだった彼は、今や燃え尽き症候群
「もうじき引退します宣言」してヒマそうにしてたら(想像です)呼ばれちゃいました

やる気があるのかないのかよく分からない佇まいのまま
呼ばれた以上はやらなきゃね、と自殺を止めるよう説得を始めます

貴族を名乗って貴族を呼んだドンファンさんは当然イイ顔はしない
そこでミックラー医師は正体を隠して「自分も貴族である」と名乗ってしまいます

説得目的のいっときの思いつきだったのかも知れませんが
はからずも自らドンファンさんの世界に踏み込み
見事、自殺を止めることに成功します


ちなみにですがドンファンさん
やたらと官能的な言い回し(ストレートに言うと「エロ小説」みたい)が多くて
吹き替え版だと、聞いてるコッチが恥ずかしくなるくらいなんですが
まー、どっちにしてもとにかくやたらと「愛」について語りたがる
例えばこちら、劇中の名セリフ

DON JUAN QUOTE
↑ここまでためらいのない「愛」は串田アキラさん以外ではなかなか聞けません

「人生において大切なことは?」との問いに「それは愛だ」と答えた劇中のセリフ
ご興味持たれた方は「johnny depp don juan demarco quotes」で検索してみてください
めちゃくちゃたくさんこんな感じの画像が出てきますから


それはそれとて警察に保護されたドンファンさん
妄言が激しいと判断されるこの状態のまま社会に出しては
差しさわりがありすぎるくらいにありすぎますから
説得に成功したミックラー医師の勤める病院に連れてこられて
社会復帰のためのセラピーを受けることになります

で、たいへんなのが病院ですよ

看護師さんいますよね?、女性が多いですよね?
そこに当店(どこ?)年収ナンバー1ホスト以上にモテる男が入院ですから
当然のように女子の皆さん浮かれちゃってお仕事に支障が少々
真面目なお医者さんからは「アレ、なんとかならない?」と苦言も出る始末

じゃあ、というコトで筋肉隆々の
「フフフ、面倒起こしたら力づくでなんとかしちゃうぜ?」的な
おっかなーいお顔のメンズ看護師さんが付きそうようになるのですが
なんとこれもドンファンさんの魅力にやられてウキウキ人間に早変わり

DON JUAN DANCE QUOTE
↑なんとなくですがBGMは <こんな感じ> が似合うと思います

この辺まで映画を観てきてハタと気づいたのが
ドンファンさんに感化されてウキウキしちゃう人たちの共通項

多少の違いはあるとしても、いまいち世間から認められにくいお仕事に従事する人
ドアマンさんとか、ウエイターさんとか
筋肉しかアテにされてないマッチョ看護師さんとか
「認められにくい」を「尊重されていない」と言い換えるなら
冒頭でご主人にほったらかしにされてた奥様とか

これらの皆さん生活の中では何かしら自分を押し込めちゃって
他人からは見てもらえない1面を抱えたまま仏頂面でお過ごしのご様子ですよ
さながらココロをマスクで隠すがごとく(上手い例え、と自分で言うから台無し)

DON JUAN HANGED
↑借金で首が回らなくなったドンファンさん(ウソ)

ドンファンさんは、ご自身が持つ強い物語の力で
なんとなーく窮屈そうで不自由している方たちだったり
自分自身で気づかぬままに自分を抑え込んでしまってる方たちを
「救い出すのは貴族の勤めだ」と言わんばかりに手を差し伸べて
ココロを軽ーくして差し上げちゃいます

少しでも遊びゴコロを忘れていなければ
たとえそれがコワモテのマッチョであろうとも
ドンファンさんの魅力の前にはウキウキ人間に早変わりしちゃうんですね

そして、ちっさい枠組みの中でケチくさい競争上位の(社会的地位とも言います)
エラそーにしてる人間にはドンファンさんの魔法は通じないんです


振り返ってミックラーさんはどうでしょうか

お仕事人間としてしか自分を見てこなかったミックラー医師
歳もとったし、すっかりしぼんでしまって、自分自身に引退勧告
「自分はもう用済みかもしれない」と疲れた彼は
意識せずしてドンファンさんの世界に踏み込んでしまいます

カウンセリングと称して
めくるめくドンファンズ・ワールドにのめり込むミックラーさん
しだいしだいに暮らし向きが情熱的に、彩りが豊かになってきます

そんなワケですっかりドンファンさんのトリコになってしまったのですが
彼のおかれた立場は「職業・精神科医」ですからして
現代社会においては妄言としか聞こえないことを並べ立てる「患者」に対しては
社会に適した矯正をしなくちゃいけない、いわゆる「治療」をせねばならない

「治療」をしないと病院の外には出せない
が「治療」をするとドンファンさんをドンファンさんたらしめている
ドンファンさんらしさ(くどいですね)は殺されてしまう
さてと、どーしたものやら・・・


ここから先は本編をご覧でない方のために伏せておきますが
この映画の、もしくはデップさん演技の最骨頂ですので
未見の方はぜひご確認ください


そしてお話はもう少し続きますよ

そんなワケで、すっかりしぼみきってたミックラーさんは
ドンファンさんと出会うことによって豊かな感性を取り戻します

かつての自分は仕事においては
なかなかに良くできた人間だったかもしれない
だがしかしそれはただの一面でしかなかった
振り返って家庭ではどんな人間だったのだろう?
そう、考える余裕が出来ました

側らには長年連れ添った妻がいる
自分の到らなさに気づいたミックラーさんは、おもむろに語りかけます
「ボクは君のことを何も知らないことに気が付いた」

それに対しての返答はこう「いまさら急に何言い出すの?」
キョトンとした反応ののち「あたしはこれでも現実的な女よ」
いまさらそんな若い娘が喜びそうなことを言われてもねぇ
的なつれない態度をなかなか崩さない

ちかごろ急に情熱的になった連れ合いを、この人を、信じていいのか
ホントに信じていいのか、と、しばらくジーッと疑いの目で見つめたあとに
固かった表情は解きほぐれ、一転して笑顔になります

「もう、あきらめてたわ」

彼女もまた長年の間、自分を押し込めてきた人なのでした

DON JUAN BRANDO FAY
↑こんな歳の重ね方、ステキですね

ここに見事、しおれた二人を再び花開かせた貴族ドンファン
「愛の貴公子の喜びとは、その腕の中で花開くのを見ることだ」
とは、なるほど異性に限った話ではなかったのでした



縮む世界で
誰かを出し抜く競争よりも
互いが互いを伸ばし合う共創を

何年かぶりに観返してみて
いい映画ですなぁー、と改めて思ったので
長々と文章をこしらえてみましたとさ
最後に「ドンファン」主題歌などをペタリと貼りつけて
本文、終わりにしたいと思います



ここまで駄文にお付き合いしてくださった方
お読みいただきありがとうございました
DVDラベル、お気に召しましたらどうぞご自由にお持ち帰りください

BLOG ACCE 03
スポンサーサイト



テーマ:DVDラベル
ジャンル:映画

コメント

非公開コメント